三保の松原と「羽衣」伝説

2017.03.29

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三保の松原(みほのまつばら)は、静岡県静岡市清水区の三保半島にある景勝地にあります。古くは万葉集に詠まれ、歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」や「六十余洲名所図会」にも描かれています。総延長7㎞、約3万本の松林が生い茂る海浜と駿河湾越しの富士山や伊豆半島の美しい眺めで有名です。その美しさから、日本新三景、日本三大松原のひとつとされ国の名勝に指定されておりまして、平成25年にはユネスコの世界文化遺産に「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に登録されたのは皆さんも知っている所ですね。

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実は、テレビ朝日の時代劇「暴れん坊将軍」のオープニングで、松平健さんが馬に乗って颯爽と走っていた海岸が、ここ三保の松原でした!

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三保の松原は、羽衣伝説の舞台でもあり、浜には天女が舞い降りて羽衣をかけたとされる「羽衣の松」があります。実はこの松は三代目の「羽衣の松」だそうで、初代は宝永大噴火の際に海に沈んだと伝われており、二代目は樹齢650年のクロマツで立ち枯れが進んだ為、三代目の「羽衣の松」に世代交代したそうです。地上に舞い降りた天女が浜辺の松に懸け忘れた羽衣を漁夫白龍に拾われ、それを返してもらう為に天人の舞を舞ったと言う「羽衣」伝説は日本各地にありますが、駿河国三保ノ松原を舞台としたのが本曲で、その時の舞が後世に伝わって東遊びの駿河舞となったと言われているそうです。また機会があれば必ずここを訪れたい建設部廣木でした。